SKY HIGH

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     ■■■  SKY HIGH
[SKY HIGH]
ーadv. 空高く; 熱烈に; こっぱみじんに.
ーa. 非常に[法外に]高い.


どっかの某漫画(?)だかのタイトルのような気もしないですが、気にしない気にしない。

以前角丸掲示板でSKYBOARDを作ったのと雰囲気はほぼ同じ(いや寧ろタグも近…げほげほ)っぽいですが、今回はテーブルの方に背景画像を埋め込んでみました。

角丸。一応角も透過処理済みなんで背景の色はなんでも好いようになっていますし、背景に何か画像を持って来ようかなーとか云う場合にも全然支障はありません。上にドットの雨だれみたいな背景画像をCSSで固定して横に並べてみても案外可愛いかもしれません。

既に見てお気付きかもしれませんが、背景画像…メッセージ欄の所のは結構でかいんです。其れが何を意味するか、と云いますと書き込みが少ない場合には空が愉快に不自然に見えるのです。まぁ短くてもレスが付けばちゃんとスレッドが伸びますので空になるので問題は無いのですが、…ゲストブックとしては役に立ちません。

一つのお勧め使用法としては日記とか何ですが…時間が有ったら後でこれのお揃い作ろうかとは思っているのですが、応急的に、名前の部分を取っ払って、記入フォームの位置をずらし、1頁辺りの表示件数を1つにしてみるのとか駄目ですか。

DLの際はこちらに報告を一言(名前+サイトURLもしくは掲示板URLだけでも結構です)入れて頂けると有り難い上に励みになりますので宜しくお願いします(当然ですが任意です)。
高田純 M H
01月29日 (Thu)
   



     ■■■  短文サンプル
書き込みが短いと空が切れてこんなに不細工(笑)レスを付ければある程度は解消されます。
高田純 M H
01月29日 (Thu)
   



     ■■■  puella pulchra
パチっと何かが弾けるような音に耳を叩かれ、瞼を押し上げた。しかし、急に白い何かが飛び込んできたのでつい反射的にまた閉じてしまった。瞼の裏がダージーリンに眼球ごと浸したかのように赫赫としていた。どうやら気付かない内に眠ってしまっていたようだった。痛む目に手を持っていこうとして、初めて自分に覚えのない毛布が掛けられていた事に気付いた。そろりと目を慣らし乍ら再び目を開けると暖炉は自慢げに耿耿と光と熱の分子を撒き散らしていた。私を起こしたのはどうやらそいつだったようだ。さっき迄私を苦しめて呉れていた胃の痛みは大分収まったようだったが、不意に起こされ詮無い事と判ってはいたが木炭に苛立ちを覚えた。しかし其れは直ぐ何処ぞかへと流れて、私はまた心地良い微睡の渦に巻かれ意識を沈めていった。
高田純 M H
01月29日 (Thu)

■■■  Re: puella pulchra

> puella pulchra

「お兄様は何時になったら私の話を聞いて下さお積もりなのかしら」

と耳を劈かんばかりにボリュームを上げた不平がましい声が部屋を突き抜けた。 驚いた弾みで、アームチェアに立てていた右肘が滑り体勢を崩してしまった。全身が心臓になったように脈打っていた。腰を深く落ち着け直すして、胸を抑えた。呼吸を整える。其處で視線を落とすと、猫のような目が二つ此方を半ば呆れたように見据えていた。そうして漸く初めて其處に妹が居た事に気付いた。

「人が話をしている途中で眠ってしまわれるなんて失礼極まりないわ」

そう云われてみて、嗚呼そういえばそうだったんだな、と思い出した。但し、其れを口にしたら何を云われるか分かったものでは無いので自分の胸に留めておく事にした。どうせ口では勝てないのだから、と諦めると何か微笑ましい氣がしてきた。改めて目を遣ると暫く其處に居たのか膨らませて居る頬が上気して、高くなっている部分が林檎のようになっていた。
高田純 M H
01月29日 (Thu)

■■■  Re: puella pulchra

窓を覆う深緋のカーテンと同じ位重い足に力を込める。キシっと椅子が鳴いた。窓の周りはまるで別世界のように冷たい空気に覆われていた。頬がちりちりとした。首筋から腰に掛けて鳥肌が立ったのが分かった。外を覗いてみれば大振りな雪が降っていた。道理で寒い筈だ。この様子だと明日にはもうすっかり溶けて無くなっているだろう。道が凍るかもしれない。今の内に塩でも撒いておかないと面倒になるだろう。ふとそんな事をぼんやりと考えていると背後でカラカランと湿った、でも軽快な音がした。何かと思って振り向くと妹の指が七面鳥の絵の付いたジンジャーブレッドの丸い缶一杯に入ったクレヨンを玩んでいた。てっきり暖炉の火にあたっているだけかと思っていた自分は未だ寝惚けていたのかも知れない。あの落ち着きのない妹が只ぢっと座っているだけな訳が無いのだ。赤い木綿のワンピースに包まれた左膝に押さえ付けられた画用紙の真ん中には何だか分からないのだけれど、黄、橙と赤のクレヨンでぐしゃぐしゃとまるで幼児の落書きのような大きな渦が描かれていた。

やっと探していた色が見付かったのか、紙の左上の隅で右手を忙しなく動かしていた。黒だった。闇がどんどんと浸食し他のものを喰らっていき、遂には其れで一杯になってしまった。勿体ないな、と思った。と同時にらしくもない事を思ったものだと自嘲の笑みが零れた。
高田純 M H
01月29日 (Thu)

■■■  Re: puella pulchra

「お前は何を描いて居るんだい」

「お兄様よ」

「私はそんなに真っ黒なのかな」
心持ち少し悲しくなった。

いいえ、と妹はきっぱりとした口調で答えた。どうせならもう少し待ってらしてね、と云ったきり部屋を出て行ってしまった。母親が違うせいなのか、育った環境が違うからなのか、其れとも年が離れているせいなのか妹の考える事はさっぱり判らなかった。尤も妹とは云ってもつい二週間程前迄存在すら知らなかった妹なのだが。彼女は唯一の肉親である母親を失って父親を尋ねて来ただけである。
高田純 M H
01月29日 (Thu)

■■■  Re: puella pulchra

19年前の自分だったらこの絵の云わんとする意味が分かっただろうか。

愚問だったな。どうも体が怠い。どさりとソファに自身を投げ出した。このまま眠ってしまったら今度こそきっと臍を曲げるだろう。睡魔に負ける前に帰って来ないかとドアの方に目を遣った。出て行った時そのままの様子で帰ってきた彼女はやはりさっき迄と同じように画用紙を左膝の下に敷いて真ん中辺りでしきりに手を動かしていた。但し彼女の手に握られていたのはクレヨンでは無く一枚の小さな銅貨だった。

手を少し動かしては息を吹き掛ける。その一連の動作を繰り返していた。暫くすると満足したのか画用紙を私の方に向けて笑顔した。其處には真っ黒の中にさっきの色が渦巻いていた。

ステンドグラスのようだな、と正直に思った通りに云った。でもステンドグラスより暖かみがあった。使っている色のせいだろうか。

「真ん中の色がお兄様なのよ。様様なものに遮られて見え辛くなってはいるけれど、確固とした自身を持っていらっしゃる。とても素敵な事ですわ。」

その時ふっと其の銅貨は妹なのだろうと思った。
黄と橙と赤の笑みを浮かべる二週間前から妹となった此の少女は正直綺麗だと思った。
多分此からもそうなのだろうと根拠もなく思った。
高田純 M H
01月29日 (Thu)

■■■  Re: やりすぎました

引用に自分の所の文章なら全然気兼ねはいらんとか思ったのが間違いでした(笑)文としては短いけど掲示板サンプルには向かないようです(当たり前)と云う事でレスと長文と引用文のサンプルでした。書き込みは長過ぎても青い部分が間延びして可愛くないんですね(一人勝手に頷いてみる)
高田純 M H
01月29日 (Thu)
   



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